奥志賀高原牧場は、おさるの温泉の「渋温泉」や、リンゴ「フジ」の特産地として有名な志賀高原の山ノ内町にあります。標高500m以上の中山間地域で、夏は涼しく冬は雪が1mほど積もります。澄んだ空気とおいしい水が一年中ある場所です。平均体温が約38度の牛は涼しい場所を好むため、一年を通じてストレスなく快適に過ごすことができます。
私たちは、牛においしい飼料をどれだけたくさん食べてもらえるかをテーマにし、日々の牛の体調を考えながら餌を与えています。餌はトウモロコシを乳酸発酵させたものが全飼料の約半分を占めます。牛から出た堆肥はトウモロコシの肥料になり、採れたトウモロコシは再び牛の飼料となるのです。これは私たちが目指す循環型の農業のひとつの形でもあります。

良質のヨーグルトをつくるためには、良質の牛乳が欠かせません。牛乳の年平均の乳脂肪が3.8％以上、無脂乳固形分が8.8％以上になるよう、餌からこだわり、良質な牛乳を出してくれる牛を育てています。そしてこの牛乳に3年以上自家繁殖させた乳酸菌を混ぜ、さらに志賀高原から吹く風の中にある酵母が加わり、20度という低い発酵温度でほぼ一日ゆっくり発酵させることで、奥志賀高原牧場のヨーグルトは完成します。
生まれたヨーグルトは、チーズのような濃い味わいとほどよい酸味を持った、ふんわりまろやかな極上品。口の中にはフルーティな味が広がり、そのあとに牛乳のクリーミーで濃厚な味がやってきます。
牛の飼育・牛乳の生産からヨーグルトの製造までを、一貫したこだわりのもとで取り組む奥志賀高原牧場にしかできない豊かな味わいをぜひご賞味ください。

【信州奥志賀高原牧場】
〒381-0402　長野県下高井郡山ノ内町佐野1016
tel. 090-1119-6219　fax. 020-4669-7615
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