地域 近畿(和歌山県)
清流・有田川沿いに広がる「日本の原風景」
和歌山県のほぼ中心に位置し、高野龍神国定公園と生石(おいし)高原県立自然公園の一部を町域に有する有田川町。町の中心部を流れる有田川沿いに広がる田園風景や、「有田みかん」の畑は日本の原風景を彷彿とさせます。
生石ヶ峰(おいしがみね・標高870m)の周辺に広がる高原は、関西でも有数のススキの名所です。県立自然公園に指定されており、ススキとともに山野草を愛でることができます。高原内には駐車場もあり、気軽にトレッキングやハイキングを楽しめます。麓から高原を目指すサイクリストも増加中です。
高野山に源を発する有田川沿いは、絶景が盛りだくさん。サイクリングで流域を巡ると、みかん畑の広がる下流域から、ダム湖にかかるスリリングな吊り橋、フォトジェニックな棚田などが次々と中・上流部にかけて現れてきます。
【おすすめのコース】<有田川さかのぼりコース>
JR藤並駅⇒道の駅明恵ふるさと館⇒蔵王橋⇒道の駅あらぎの里⇒あらぎ島展望所⇒しみず温泉あさぎり(37.5km)
鉄道廃線跡が遊歩道兼自転車道に整備された「ポッポみち」を、のんびりと散策できます。鉄道車両を展示する公園やカフェを併設する図書施設などもあります。本格的なサイクリストには、みかん畑の間を抜け、100万本のコスモスが咲き誇る鷲ヶ峰コスモスパークを目指すコースもおすすめです。
【おすすめのコース】
<ポッポみちポタリング>
JR藤並駅⇒有田川町地域交流センターALEC⇒御霊駅跡⇒有田川鉄道公園(約30分・5km)
<千葉山・鷲ヶ峰ヒルクライム>
JR藤並駅⇒(北部農免道路経由)⇒鷲ヶ峰コスモスパーク(15.6km)
① 有田みかん:和歌山県を代表するみかんブランド「有田みかん」。10~12月には、観光農園のみかん狩りで、本場の味を楽しめる。
② ぶどう山椒:ぶどう山椒の生産量で日本一を誇る有田川町。町内の飲食店では、和食のほかにも、ラーメンやパスタ、デザートなどで味わえる。
③ かなや明恵峡温泉:有田川の渓谷、明恵峡を望む高台にある温泉。昼は有田川の清流と周辺の山々、夜は頭上に広がる満点の星が堪能できる。
④ 有田川駅伝(3月上旬):7人で1本のタスキをつなぎ、有田川沿いを駆け抜ける全長約35kmの駅伝。1チーム3人で約7kmを駆ける部門もある。
【大阪方面から】吹田JCT⇒(近畿自動車道)約20分⇒松原JCT⇒(阪和自動車道)約70分⇒有田IC
【関西国際空港から】関西国際空港⇒(関西国際空港連絡橋)約6分⇒(阪和自動車道)約40分⇒有田IC
【大阪方面から】JR新大阪駅~(JR紀勢本線)藤並駅 約1時間30分
【関西国際空港から】(JR関西空港線)関西空港駅~日根野駅約14分⇒(JR阪和線・紀勢本線)日根野駅~藤並駅約48分
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