対馬の中央に広がる浅茅湾は、複雑な海岸線により波風の影響を受けにくく、古代より天然の良港として知られた絶好のシーカヤックフィールドです。静かな海をのんびり漕ぎ、無人島での磯遊びや自然観察のほか遺跡探訪も楽しめます。
【おすすめコース】
シーカヤック艇庫→明礬（みょうばん）島（無人島）で磯遊び→大吉戸神社前で上陸・ランチ→古代山城・金田城探訪→シーカヤック艇庫

九州百名山の白嶽は、古代から信仰対象として崇められてきた対馬のシンボルです。山頂までは約2時間、標高518ｍながら、石英斑岩がむき出しの山頂付近の高度感は圧倒的。外洋と浅茅湾、大陸系植物が自生する濃緑の原始林が眼下に広がる大パノラマを楽しめます。
【おすすめコース】
洲すも藻登山口→オウムの岩→行者の岩屋→鳥居分岐点→岩のテラス→山頂→洲藻登山口（約2時間20分・往復4.4km）

7世紀、浅茅（あそう）湾南岸の城山に古代山城・金田城が築かれました。明治期には砲台が建造され、古代山城の石塁と交差する軍道（登山道）を歩くと、山頂からは国境守備兵・防人も見たであろう水平線が広がり、国境の島ならではの重厚な歴史を体感できます。
【おすすめコース】
城山登山口→黒瀬湾の眺望→石塁（東南角）→東屋→石塁（南西部）→城山砲台跡→城山山頂→城山登山口（約1時間30分・往復5.2km）

①かすまき:対馬土産の定番。甘いこし餡をカステラ風の生地で巻いた銘菓。対馬藩主が参勤交代で江戸から戻る際に、無事を祝って考案された。
②烏帽子岳（えぼしだけ）展望所:浅茅（あそう）湾北岸の烏帽子岳山頂にあり、複雑な海岸線と無数の無人島で構成される多島海・浅茅（あそう）湾を360度見渡すことができる。
③国境サイクリングin対馬:2017年から開催の対馬を縦断するサイクリングイベント。高低差の激しい100ｋｍ以上の行程で対馬の絶景と特産品が楽しめる。
④ツシマヤマネコ:日本では対馬のみに生息する国指定天然記念物。推定生息数は約100頭の絶滅危惧種で、国内希少野生動植物種に指定されている。

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