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【フレンドマーケット】信濃錦醸造元 合資会社宮島酒店

2019/11/6

信州の風土に根ざした純米酒を醸し続けて四半世紀

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お米の味、そして蔵人のぬくもりが伝わる「風土の酒」づくり

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日本酒「信濃錦」の蔵元である宮島酒店は、中央アルプスと南アルプスという2つの大山脈に挟まれた自然豊かな伊那谷にあります。冬の寒冷な気候の中で、地元産の良質な酒米と中央アルプスの伏流水を用いて純米醸造酒のみを造り続けています。
山々から流れる清冽な水に潤された伊那谷は古くから農耕が盛んで、山の恵みも豊かな地域です。この大自然の恵みを感じていただけるような味わい深い酒造りを志しています。伊那谷の「土着の蔵」として、信州の風土に根ざす個性的な酒蔵であり続けたいと願っています。

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宮島酒店が追い求める「信濃錦」の味わいは、食事と互いに引き立てあう「芳醇辛口」です。米の豊かな風味と適度な酸味、さっぱりとしてキレが良い後味が、お酒と食事を相互に引き立てあいます。この味わいを造りだすために必要な材料が、地元の良質な酒米です。そして、そのうまみを最大限に感じさせる製法が「純米醸造」です。
日本酒には米と米麹だけで作る「純米醸造酒」と、醸造アルコールを入れるお酒があります。「地元農家の方々に丁寧に栽培していただいたお米から生まれる豊かな風味を、醸造アルコールで薄めてしまうことはもったいない」と考え、2006年からすべての仕込みを「純米醸造酒」のみとしました。純米醸造酒は、醸造アルコールなどの副原料で味わいの調整を行なわないため、酒造りの良し悪しがそのまま酒質として表れます。その年の米の品質や気候の変動、さらには蔵人の手の温もりまで感じることができる画一されない「風土の酒」ができるのです。

「無農薬の酒米で作る純米酒」という憧れの頂を目指して

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宮島酒店では1982年から酒造好適米のみを使用してすべてのお酒を醸造しています。「農家の方々の顔がみえてこその安心」ではないかと考え、1991年から契約栽培を開始。2005年にはすべての酒造米が契約栽培となりました。
現在は農薬を減らすように努めて栽培した米を使っていますが、いつかすべての酒造米を「無農薬栽培」とすることが私たちの夢であり、私たちが憧れてやまない山の頂です。そんな山には登れるはずが無いと誰からも言われます。酒造米の全量契約栽培に至るまで15年、全量純米醸造蔵になると公言してからは10年。いずれも最初は無理だと言われて歩んできました。今も雲の谷間に霞んで見える頂を見据えて、この山に登るルートを探し続けています。

~受賞歴~
2019年 「命まるごと」が<NAGANO ものづくりエクセレンス2019>に認定
2020年 第3回 エコプロアワード財務大臣賞を受賞

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伊那谷の大自然に抱かれた田んぼに足を踏み入れると、アメンボやオタマジャクシなどのさまざまな生き物たちと出会えます。元気に動き回る生き物たちの姿に触れると、原料であるお米が生き物たちの命と共に育まれたものであることを深く感じます。
無農薬栽培の一番の苦労は雑草との戦いです。合鴨農法や布マルチ農法など多くの手法がありますが、やはり雑草処理は「手取り」に勝るものはないと考えています。宮島酒造では毎年6月に、無農薬栽培を行う田んぼでみんなで草取りをする「草取り援農の会」を行なっています。たくさんの方にご参加いただき、長きにわたり続くイベントになりました。田んぼに集う生き物の命を感じに、ぜひ伊那谷にもお越しください。

【信濃錦醸造元 合資会社宮島酒店】
〒396-0025 長野県伊那市荒井3629番地1
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