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2015/7/6
山形県庄内浜の新鮮な魚介類と、それらを利用したこだわりの無添加商品。
鳥海山がもたらす豊かな恵み
山形県と秋田県にまたがる東北の名峰、鳥海山。日本海に面してそそり立つ標高2,236mの秀麗な姿は、出羽富士とも呼ばれ、山麓に暮らす人々に古くから守り神としてあがめられてきました。
日本海からの季節風を受けて大量に降り積もる雪は、春には田畑を潤す沢水となります。地下に潜った伏流水はミネラル豊富な湧水となり、山麓だけにとどまらず海底のいたるところから湧き出しています。この鳥海山からの栄養分豊富な水が、プランクトンを育み、庄内浜の豊富な水産物資源の源となっているのです。
山形県には約130種類もの魚介類が水揚げされており、季節ごとにさまざまな旬の地魚を楽しむことができます。しかし、水産物の流通や販売方法の変化、消費者の食生活の変化などから、地元でも地魚の種類・旬・さばき方、何より「おいしさ」を知らない人が増えてきているのだそうです。
庄内浜で水揚げされる魚介類は、朝夕の2回、県内の3つの漁港で競りにかけられます。新栄水産では、新鮮な魚介類を求めて毎日各漁港を奔走し、買い付けた魚介類をお客さまへと直送しています。また、鮮魚だけでなく、地元に伝わる秘伝のたれをヒントに、漁業生産者とともに天然素材を使った無添加製品の製造・販売も手がけられています。
商品開発による新たな価値の創造
新栄水産では、捕る喜び、作る喜び、売る喜び、食べる喜びを共有できる豊かな食文化を構築するため、第1次産業従事者とともに新しい商品の開発・販売に取り組んでいます。地元で水揚げされる水産資源を活用した商品開発に始まり、市場価値が低迷する魚のブランド化や、厳選した季節の魚介類のセット販売など、さまざまな企画を実現されています。
例えば、庄内地方で「ヨオ」と呼ばれる鮭(シロサケ)。遊佐町の月光川水系には毎年10月から12月下順にかけて数万本の鮭が産卵のために遡上します。昔から冬の保存食として珍重されてきた鮭を、庄内の素材にこだわるイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフ監修のもと、スモークサーモンとして商品化されました。
「おいしい食べ方を教えてくれる町の魚屋さんが減少していることもあり、一般家庭での魚の消費量が低下しています。山形県の庄内浜でとれた新鮮な魚介類と、それらを原材料にした手軽でおいしい“魚料理”を食卓へ届け、食育を通して健康管理のお手伝いをしたい。」新栄水産の挑戦は続きます。
【新栄水産(しんえいすいさん)有限会社】
〒998-0838 山形県酒田市山居町2丁目14-22
tel.0234-21-2755 fax.0234-21-2766
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生産地のご紹介
モンベルの提携エリア(フレンドマウンテン 鳥海山)で生産しています。
町・島・村など地域ぐるみでモンベルクラブ会員さまのアウトドアライフをサポートする、モンベルおすすめのフィールドが「フレンドエリア」です。
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