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2016/9/1
スプーン1本からでも実感できる伊那谷の森の豊かさ。里山の木々から生まれた心に響く製品。
里山の木々を、心に響く豊かな資源として生かすこと
「工房 菜や」は1991年、神奈川県から人口780人の長野県下伊那郡浪合村(現・阿智村)に移住してきた水上雅彦さん、ひろみさんご夫妻により設立されました。
浪合村の廃屋からスタートした「工房 菜や」は、1999年阿智村智里のすでに誰も住まなくなった集落跡に工房を建設し、現在ではさまざまなオーダーに対応できるほど設備も充実しています。周囲は完全なる「里山」。5ヘクタールにもおよぶ管理地にはたくさんの木々や山野草、モリアオガエルやニホンカモシカなどが生息する、人と自然が共生する環境です。
「小さな山村で木に関わりながらさまざまな仕事をしながら知ったことは、何百年という歳月、人々の暮らしを支えてきた里山の森が、ほんの30~40年の間に、森を支えた技術や知恵とともに滅びようとしている、ということでした。私たちは阿智村の里山の木々を、心に響く豊かな資源として生かす方法を模索し続けています。」とご夫妻は言います。
人と自然が共生することで成り立つ里山。そんな共生関係に参加することは、里山の豊さを維持することにつながるのです。
伊那谷の森の豊かさを感じてもらうために、使うほどにわかる最高の仕上げを
「工房 菜や」が使う木材は、基本的に地場産広葉樹です。工房を設立した当初は、南アルプスの麓の国有林から素晴らしい品質の木材が産出されていたそうですが、時代の流れとともに営林署は統廃合され「欲しくても伐られない」状況になったのだといいます。現在は地元の森林組合から出た材、北海道から導入している良質の樹種(ミズナラ、ヤチダモなど)、市場で買い求める木材など、できるだけ「出元の判る材」を使用しているのだそうです。
「工房 菜や」の手掛ける製品には、里山の木々それぞれの個性や違いが目で見て手で触ってわかる、そんな工夫が施されています。「製品のオリジナル性や安全性、丈夫さなどに気を配ることは当たり前のこと。私たちが“里山から生まれる道具たち”と呼んでいる製品には、使ううちにわかってくる最高の仕上げをして送り出しています。里山の森の多様性の素晴らしさ、そしてそれらの木々を生活の中で使う喜び。スプーン1本からでも伊那谷の森の豊かさを、いつでも実感いただけます。」
ご夫妻の思いが詰まった木の道具たち。生活の中にとりいれてみませんか。
【工房 菜や(ななや)】
〒395-0304 長野県下伊那郡 阿智村智里3377
tel.(fax.) 0265-44-2412
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