谷口農場は北海道の旭川市にあります。旭川は、大雪の山々が障壁となって強い気流の影響を遮り、冷害や風雪害が少ない土地です。北海道の屋根といわれる大雪山連峰からの雪解け水が石狩川源流の忠別川（ちゅうべつがわ）になり、清涼で豊富な水に恵まれています。また内陸型の気候のため夏の気温が高く、昼夜の温度差が20度にもなり良質な農作物づくりに適した土地です。

谷口農場は明治33年に谷口岩次郎が当時未開で原生林だった現在の地に入植したことが始まりです。1968年に3代目の栄武が農業法人として会社化し、現在4代目谷口威裕が農業生産以外に加工品の製造、直売店の運営等事業の多角化を進めています。入植以来続けているのが稲作で、現在このあたりは「上川百万石」と呼ばれ品質・収量ともに北海道を代表する稲作地帯になっています。

「土着菌による醗酵堆肥づくり」「海の幸・山の幸・里の幸の有機肥料づくり」「作物収穫後の晩秋のお礼肥え」の3つのの技術をベースとした農産物づくりをしています。
トマトは有機栽培、お米は特別栽培を30年以上続けています。農園の野菜は時期により味（甘味や酸味）が変化します。そのため、自社で作っている有機栽培トマトジュースも、製造した時期によって味が異なります。また、製造直後の若々しい味や、製造してから6カ月以上経過したまろやかな味など熟成期間による味の違いもお楽しみいただけます。
「生産から加工まで」。自社工場を持っている強みを生かして、素材のおいしさを最大限に生かした商品づくりをしています。
毎年6月～9月までは旭川の谷口農場直売店でトマトもぎとり園がオープンしています。近くにお越しの際はぜひ寄ってくださいね。

【谷口農場】
〒078-8340　北海道旭川市東旭川町共栄255番地
tel. 0166-34-6699
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