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【フレンドマーケット】珠洲(すず)製塩

2016/8/15

栄養豊かな能登の海。珠洲の伝統製法でつくる、風味豊かな天然塩です

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自然と歴史が紡ぐ、ミネラル豊富な”うまい”塩

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日本海に突き出た能登半島の先端、石川県珠洲市。その沖合いは暖流と寒流がぶつかる海域で、海の中に起こる対流がミネラルなど栄養分の豊富な海水を生みだします。そのため、生息する海藻の種類は日本一多く、漁場としても日本海有数の規模を誇ります。こうした恵み豊かな海の環境が、珠洲の塩はうま味が強いといわれる由縁です。

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能登では500年前から伝統製法の「揚げ浜式製法」で塩作りが行われ、江戸時代には加賀藩の重要産業として栄えました。しかし、生産量が天候に左右されやすい揚げ浜式製法は、明治以降には瀬戸内の大規模な製塩方法におされ、衰退の一途をたどりました。「揚げ浜式製法」での塩作りが姿を消していくなか、珠洲市では長年製塩業に従事してきた角花家を中心に保存会が結成され、伝統技術を今日に伝えています。2008年には「能登の揚浜式製塩の技術」が国指定重要無形民族文化財に指定されました。

珠洲製塩は、珠洲で受け継がれてきた伝統技術で、時間を惜しまず作り上げた「素材が生きる、からだが喜ぶ塩」をお届けしています。

珠洲の伝統的な製塩”揚げ浜式”によって、手塩にかけて作られた塩。

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珠洲製塩では、伝統製法の「揚浜式製塩」と平成9年から導入した「流下式製塩」に取り組まれています。
「揚浜式製塩」は製塩時期が5月上旬~10月上旬と短く、海水汲みからはじまり、塩田への塩まき、砂を集めて塩分濃度の濃いかん水を採る地道な作業を要します。特に、汲み上げた海水を塩田にまく作業は「塩まき10年」といわれ、海水を均一にまくには熟練の技が必要です。
「流下式製塩」は年間を通して生産が可能で、くみ上げた海水をすだれや竹枝に散布し、太陽と風という自然の力で濃縮させ、塩分濃度の高い海水を作ります。
両工程で集めたかん水・海水は大釜に入れ直焚きして煮詰める「釜屋作業」を経て、真っ白な塩となります。この最後の仕上げの工程は、火加減を調整しながら夜を徹して行われ、「手塩にかける」という言葉の語源ともなりました。

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料理にはかかせない調味料「塩」。おにぎり、漬物などのシンプルな味付けにはもちろん、料理の仕上げ間にも適しています。素材の持つ味を最大限に生かす「塩」がここにあります。


【珠洲(すず)製塩】
〒927-1322 石川県珠洲市長橋町13字17番地2
tel. 0468-87-8080 fax. 0768-87-8070
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珠洲製塩

生産地のご紹介

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モンベルの提携エリア(フレンドタウン 珠洲市(すずし))で生産しています。

町・島・村など地域ぐるみでモンベルクラブ会員さまのアウトドアライフをサポートする、モンベルおすすめのフィールドが「フレンドエリア」です。
フレンドエリアについて

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