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2024/5/30
「人にやさしく、自然にやさしく」をモットーにする環境保全型農業
岡山の農家がアヒルと育てたお米
あひるの米屋は、岡山県備前市の山間の田んぼで、「アヒル農法」でお米を作っています。「アヒル農法」とは、田植え1週間後にアヒルのヒナを離し、雑草や雑草の種子・虫などを食べてもらいます。さらに田んぼの中を泳ぎ回ることで稲に適度な刺激を与え、根張りを良くするという効果があります。アヒルの排せつ物は微生物が分解し、天然の肥料となり元気な稲が育ちます。農薬や化学肥料に頼らなくても、安全でおいしいお米が作れるのです。「アヒル農法」の水田にはさまざまな水生昆虫も生息し、生物多様性の保全にもひと役買っています。天日干し乾燥のお米は、お日さまパワーもたっぷり蓄えています。また、当園の田んぼで活躍しているアヒルの品種は、肉用品種の「チェリバレー」と「新大阪」。畔草などはヤギに食べてもらって除草を行い、「ヒトにやさしく、自然にやさしい」農業を目指しています。
栽培品種は3つ「朝日」「きぬむすめ」「イタリア米」
「朝日」はコシヒカリのルーツとなった品種で、味が良いためにファンが多くいます。しかし背丈が高く育つことから倒伏しやすく、穂から粒が落ちやすいために生産者が減少しています。大粒で適度な粘りと歯ごたえがあり、ふくよかでほどよい甘さのある上品さが持ち味。米飯として食べる以外に、握り飯やばら寿司などに適しています。
ツヤと白さが格段によい「きぬむすめ」は、タンパク質、アミロース、食味スコアで「コシヒカリ」と同等の数値を示しており、「コシヒカリ」に負けない食味評価を受けています。口に含むと、ほくほくぽろぽろと気持ちよくほぐれ、粒をしっかり噛みしめたくなる程よい弾力と粘りがあります。しゅっとした甘みで、じんわり口の中で広がります。その他、リゾットやパエリアに適した「イタリア米」も栽培。スープの具として、鍋の〆の雑炊、キャンプのお供にも最適。
あひるの米屋が心がけるのは、環境保全型農業。土づくりにはカキガラを使用。お米以外にもいろいろな野菜作りをしていますが、除草剤は使わずにヤギに食べてもらって除草を行ったりしています。
【あひるの米屋】
〒705-0013 岡山県備前市福田1046-1
tel. & fax. 0869-66-8015
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【農業女子メンバー 森安かんなさん】
「アヒルのお米」というブランドでお米の販売をしています。お米を使った商品の開発やサービスの提供を行い、地域にも貢献していきたいと思っています。
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