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【フレンドマーケット】観音山フルーツガーデン

2015/2/1

果物を果物語(くだものがたり)でお届けします。

創業明治44年のフルーツ専門農家

創業明治44年。紀州の里山で六代続くフルーツ専門農家です。味に徹底してこだわり、私たちが食べて「美味しい!」と感じる果物を、お客さまにそのままの味でお届けしたい。そして、その味に感動していただき、明日への生きる活力としていただきたい。そんな思いをもって農家直送で全国へお届けしています。
栽培品目は主に柑橘類。主力商品のみかんとレモン以外に、はっさく・グレープフルーツ・じゃばら・ライム等のさまざまな果物を育てています。生フルーツ以外に地元のフルーツを使った加工品の製造も約5年ほど前から取り組んでいます。自分たちが栽培した果物はもちろんですが、地域で育てた果物も一緒に国内外のお客さまにお届けしています。

観音山フルーツガーデンの「こだわり7か条」

1. フルーツを傷めない手選別
味を守るためには絶対大事! 機械による選別は果実同士のぶつかり合いや摩擦が原因で果物の呼吸が活発化し、わずか数日後には味に大きな劣化が起こります。私たちは果物を「タマゴ」のように取扱い、できるだけ果実へのショックをなくすようにしています。

2. 樹ごとに試食して、美味しい適熟の樹から分別採取
収穫は一本の樹のなかでも味の悪そうな果実を試食し、合格した樹ごとに収穫します。バロメーターはベロメーター! この方法の採用で、お送りする商品の味にバラツキがでません。「青いみかん」、「黄色いのに酸っぱいみかん」などお客さま要望に応じた商品もお届けできます。

3. 柑橘類は収穫前2カ月間の農薬散布を行いません。
果実の残留農薬を抑えるには最終散布から収穫までの期間を長く取ることが一番大切です。10月収穫のものでも最終農薬散布から60日以上、5月出荷のものでは210日以上無農薬の品をお届けしており、防腐剤とワックスは、いっさい使用しておりません。

4. 除草剤を極力使用しない草生(そうせい)栽培。
除草剤を使用しないと園地は草が生えますが、草は直射日光で土壌が高温になることを防ぎ、高品質の柑橘の栽培に必須の土壌上層の細根を守り、土壌改良に有効なミミズなど小生物の生態系を守ります。「草が元気だから園地が元気、樹も元気」で、食物連鎖が生きている畑を心掛けております。

5. 「糖度計」は持ちません。
柑橘の甘み成分は「果糖」、「しょ糖」、「ブドウ糖」などで、それぞれに甘みの強さが異なり、酸味も「クエン酸」、「酒石酸」、「アミノ酸」などで構成され、アミノ酸中のうまみ成分「プロリン」の含有量で味が違ってきます。柑橘の味は成分だけでなく、果肉の固さや果汁歩合にも大きく影響されので、果物の味は「糖度計」では計れません。

6. 潅水設備等の完備
植物の炭酸同化作用には、炭酸ガス(CO2)、日照(太陽)、水(H2O)が必須ですが、栽培者の力が及ぶのは水だけ。四季を通して極端な乾燥を避け、リン酸などの大切な養分吸収を行う「細根」を守ります。細根を守ることで、養分の吸収が良くなり、樹の体調を維持できます。

7. 貯蔵庫の完備
気温の上がる4~7月のハッサク・デコポン・ネーブルなどは、冬の時期に比べると別物の味がします。スーパーなどの店頭では品薄で高値になりますが、当園ではこの時期も冷温貯蔵して、価格据え置きでお届けしています。

観音山フルーツガーデン(かんのんやまふるーつがーでん)】
〒649-6523 和歌山県紀の川市粉河3186-126
tel. 0736-74-3331 fax. 0736-74-3332
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