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2017/11/20
山椒1粒1粒に愛情を込めて、家族の絆が生み出す料理と温かい空間
雲南の素晴らしさを多くの人に知ってもらいたいとの思いから
桜や温泉、美味しいもの、美味しいお酒などたくさんの魅力がある島根県雲南市。「雲南の素晴らしさを多くの人に知ってらもい訪れてほしい。そして、そのお手伝いに結びつくことができたら、どんなに幸せだろう」との思いから、「古布・時代箪笥 華羅」を始められた景山みはるさん。もともとは愛着ある旧宅から引越しをされた際、心安らぐ静かなひと時を過ごせる空間の創造に興味をもち、木造住宅が醸し出す温かさや懐かしさ、ここにしかない場所の提供を考えたことがきっかけとなったのだそうです。
現在の店主・長島美里さんは、母・みはるさんのそんな思いを、2013年に「&CAFE華羅」として受け継がれました。旬の香りが漂う滋味あふれる食事、料理に合わせて使われる昔ながらの食器や漆器、蔵戸の横には古民具や古箪笥、さりげなく展示された骨董品など。昔の住まいの情緒を伝えてくれる店内は、いつまでいても飽きのこない至福のひと時を過ごすことができます。そして、「&Kitchen華羅」では、&CAFE華羅で提供される料理や地元食材を手軽に手に入れることができます。
「&CAFE華羅」という店名は「○○とカフェ」という意味で、○○には人それぞれの思いが入るのだそうです。「ここに華羅があるのは何のためか?」母・みはるさんが願ったように、「雲南の素晴らしさを多くの人に知ってもらい訪れてほしい、華羅の形は変わっても未来へとつなげていきたい」と美里さんは語ります。
無農薬で、まごころ込めて育てられた山椒
島根県出雲地方の山椒は、1300年の歴史があります。古くは「出雲國風土記」に「かわはじかみ」の名で、健腸整腸を促す薬草として使われていたことが記されています。日本における山椒の自生地や栽培地は、10世紀初めに広範囲に広がり、薬の材料として宮中へ献上されていた記録が残っています。
「&CAFE華羅」で使用される山椒は、美里さんの父・勲(いさお)さんが代表を勤める「いずも八山椒有限会社」で栽培・生産されています。奥出雲地方特有の風化した花崗岩地帯の土質は真砂土で、水はけが良いため、湿害を苦手とする山椒には最適の環境です。この地でまごころ込めて育てられた山椒は「山のキャビア」とも例えられます。美しい緑色と柑橘系のフルーティーでさわやかな香りが特徴の朝倉山椒は、ほどよい辛味で、上品な味わいと心地よい余韻が口に広がる逸品です。
山椒は鳥獣被害がなく、虫も寄りつかないといいます。唯一、アゲハチョウの青虫のみが山椒の葉を食べることができますが、いずも八山椒では青虫を一匹ずつ手で除去し、無農薬で山椒を育てています。全ての工程・加工を手作業で行った山椒は、1粒1粒に愛情を込めて全国各地へと送り届けられています。
【奥出雲の山椒&Kitchen 華羅(アンドキッチンカラ)】
〒699-1323 雲南市木次町東日登240-4
tel. 0854-42-5887 fax. 0854-42-5887
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