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2019/5/15
江田島の自然の恵みと思いを込めたフレッシュなオリーブオイルをお届けします。
瀬戸内を元気に! 広がるオリーブの輪!
江田島オリーブファクトリーは、「オリーブで地域を元気に」をモットーに、広島県江田島市でオリーブ栽培を行っています。江田島は広島市からフェリーで約30分。瀬戸内海で4番目に大きい島です。豊かな海や緑に恵まれていますが、江田島市の農業は、農業従事者の高齢化や担い手不足などにより、耕作放棄地が年々増加の一途をたどっています。この現状に危機感を覚え「荒廃農地の回復と、地域活性化のためにできることはないか」と考え、江田島市の瀬戸内の温暖な気候を生かすことができ、病害虫にも強い“オリーブ”に着目し、栽培を開始しました。現在では、江田島市と連携を図り、耕作放棄地対策や江田島を含めた島しょ部沿岸地域の活性化のため、市全体でオリーブ栽培に取り組んでいます。
官民連携した地域活性化の取組みとして、江田島市が苗木を安価で市民に配布し、市民が栽培・収穫したオリーブ果実を江田島オリーブファクトリーが買い取り、商品化するという、全国でも珍しい活性化プロジェクトが進められています。定期的に栽培技術の講習会や相談会を開催し、地域をあげてオリーブを育成しています。配布した苗が成長し、実を付け、それを市民の方より買い取らせてもらうことによって、継続可能な農業モデルを構築し、耕作放棄地の解消を目指しています。現在は隣接する呉市でも同様のオリーブ振興が始まり、瀬戸内のオリーブの輪が広がっています。
穏やかな瀬戸内の潮風と太陽の恵みを受けて
瀬戸内・広島県の主に島しょ部及び沿岸地域は、少雨で穏やか、台風被害が少なく、日照時間が多いなど、オリーブ栽培が盛んな地中海によく似た気候です。栽培では、この地域特産の牡蠣の殻を使用した土壌改良を行ったり、世界有数のオリーブ生産国であるイタリアの栽培技術も導入したりと、様々な工夫をしています。また、オリーブオイルの歴史と伝統に裏付けられた栽培方法と搾油ノウハウを学ぶため、本場イタリアより年数回専門家を招いて勉強会を行っています。
オリーブオイルの製造工程は、時間と酸化との戦いです。当社では果実が熟する前の早摘み収穫を徹底しています。人の手で丁寧に収穫されたオリーブは、農園から程近い自社加工場へ持ち込まれます。熟練スタッフによる徹底した選果を経た後、搾油機にて搾油(23度以下のコールドプレス製法)します。搾油されたオリーブオイルは、2種類の遠心分離機にかけられ、さらには高圧フィルターによって劣化の原因となる微細な果実カスや不純物を除去します。その後、年間を通して17度程度に温度管理された専用の倉庫にて、窒素充填されたステンレスタンクで保管しています。販売前には、イタリアの世界的なオリーブオイル検査機関にて、エクストラバージンオリーブオイルである証明検査を実施。販売するエクストラバージンオリーブオイルは全て鑑定証付きの商品です。
国際コンテストで日本のオリーブオイル初の受賞!
2019年4月にイタリアで開催された、オリーブオイルの国際コンテスト「マスターズ オブ オリーブオイル インターナショナルコンテスト サンレモ 2019」にて、「安芸の島の実 江田島しぼり」が2部門で1位、総合で2位を獲得しました。日本産のオリーブオイルとしては、初の快挙です。
コンテストには世界12カ国から100点を越す商品が出品され、味の種類や製法などの8部門を競いました。安芸の島の実 江田島しぼりは、果実の風味や辛味、苦味のバランスが評価され、8部門中「ミディアムフルーティー」「ブレンド」の2部門で1位に輝きました。
【江田島オリーブファクトリー】
〒737-2212 広島県江田島市大柿町大君862番3
tel. 0823-52-2210
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江田島オリーブファクトリーの取扱商品
生産地のご紹介
モンベルの提携エリア(フレンドアイランド江田島)で生産しています。
町・島・村など地域ぐるみでモンベルクラブ会員さまのアウトドアライフをサポートする、モンベルおすすめのフィールドが「フレンドエリア」です。
フレンドエリアについて
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