
地域 中国(島根県)
日本海に浮かぶ宝島
隠岐ユネスコ世界ジオパークは、地球の縮図のような島です。島の成り立ちや不思議な植物分布、古代から続く人の営みをひもといていくと、日本列島の成り立ちや地球規模の環境変化などを知ることができます。
海抜257mの断崖絶壁「摩天崖(まてんがい)」の上からは雄大な景色を楽しむことができます。海岸の遊歩道沿いには、北方系や南方系、亜高山性、大陸性の植物が混在する不思議な植物分布を観察するコースなどもあり、さまざまな魅力ある自然を楽しめます。
【おすすめコース】<大満寺―鷲ヶ峰ハイキングコース>
樹齢800年ともいわれ、威厳さえ感じられる巨樹「乳房杉(ちちすぎ)」や、隠岐の固有種であるオキサンショウウオなどにも出会えます。
隠岐は、黒曜石を通じた3万年の歴史があり、古事記で3番目に誕生した島として紹介されています。千年以上の歴史を持つ神社や巨木信仰、巨岩信仰など、自然環境そのものを信仰の対象とした祭りも今日まで受け継がれています。
① 地酒:大地に由来する水、生物としての稲と麹、人々の営みによって成り立つ、ジオパークを体現するような産品。
② 岩がき:真牡蠣の数倍の大きさがあり、春から初夏が旬の岩がき。岩がきの商業養殖に初めて成功したのが隠岐。
③ 隠岐国分寺蓮華会舞(れんげえまい):古代日本の宮廷舞踊の流れをくみ、国内外の舞踊も取り入れ独自に進化した。目玉は舞台を縦横に跳び回る「龍王之舞」。
④ オキサンショウウオ:隠岐の島後にのみ生息する固有種だが、道路脇の川などで普通に見られる。隠岐の島町の天然記念物にも指定されている。
■伊丹空港(大阪)-隠岐空港(隠岐の島町)
■出雲縁結び空港(島根)-隠岐空港(隠岐の島町)
※関東からは、羽田空港から米子空港に飛び、そこから陸海路を使うルートも便利です。
■境港(鳥取)-[フェリー・高速船]-西郷港(隠岐の島町)・別府港(西ノ島町)・菱浦港(海士町)・来居港(知夫村)
■七類港(島根)-[フェリー・高速船]-西郷港(隠岐の島町)・別府港(西ノ島町)・菱浦港(海士町)・来居港(知夫村)
※便によって本州側の出発港(境港・七類港)が異なりますのでご注意ください。
※境港・七類港へはJR松江駅・JR米子駅から連絡バスが出ています。
※季節、時期によって船の便に変更がありますのでご注意ください。
© 2007 mont-bell Co.,Ltd. All Rights Reserved.