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2019/2/26
鳥取県若桜町で、自然が醸す、天然醸造の味噌を思いを込めて作っています。
味噌に魅せられて
藤原みそこうじ店は、鳥取県若桜町で味噌作りをされています。「味噌を食べてもらえる方に安心をお届けする」という信条のもと、原料を吟味した無添加の天然醸造の味噌にこだわっています。
店主の藤原さんと味噌との出会いは、偶然のめぐり合わせだったそうです。2009年に大学卒業後、農業を志すべく農業法人に就職した藤原さんは、農業部門への配属を希望していましたが、人事の関係で味噌部門に配属されます。味噌を作るとは想像もしていなかった藤原さんですが、その奥の深さにどんどん魅了されていきました。
「味噌の決め手になる麹造りを一から勉強したい」と思いが募った藤原さんは、京都の老舗味噌屋に移り、そこで8年間修業し、製造から販売までを学ばれます。そして結婚と子供の出産を機に独立を考え、良質な水に恵まれていること、蔵付きの家を購入できたこと、大豆栽培に必要な畑を借りられることなど、味噌作りに適したさまざまな条件が重なり、鳥取県若桜町に2017年に移住。「藤原みそこうじ店」を開業されました。
自然の力と作り手の思いが生み出すおいしい味噌
藤原みそこうじ店では、安心・安全な味噌をお届けするために地元産の原料と昔ながらの天然醸造にこだわっています。若桜町産の特別栽培米、鳥取県産の大豆を使用。それらを鳥取県若桜町を流れる氷ノ山(ひょうのせん)山系の天然水と、ミネラル分が豊富な沖縄海水塩で仕込みます。また藤原さん自ら、若桜町落折地区の耕作放棄地を開墾し、無農薬の大豆栽培にも取り組み、無農薬の大豆だけを使った味噌作りにも挑戦されています。
藤原さんの味噌作りは天然醸造という製法です。添加物を加えず、温度・湿度も自然の流れにまかせながら、酵母菌の力だけで、1年以上じっくり熟成させます。「ここはこうしておけばよかった」と思っても、次の仕込みに反映させ、その答えがわかるのはまた1年半後。出来上がりまでが長い分、仕込んだについて味噌考える時間も比例して長くなるそうです。藤原さんは「思いが詰まった味噌の木蓋を開ける瞬間はたまりません。」と言います。味噌が大好きな藤原さんが、思いをこめて作ったお味噌をぜひご賞味ください。
【藤原みそこうじ店】
〒689-3318 鳥取県八頭郡若桜町若桜799-2
tel. 0858-71-0485
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藤原みそこうじ店の取扱商品
生産地のご紹介
モンベルの提携エリア(フレンドタウン 若桜町)で生産しています。
町・島・村など地域ぐるみでモンベルクラブ会員さまのアウトドアライフをサポートする、モンベルおすすめのフィールドが「フレンドエリア」です。
フレンドエリアについて
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