現代日本画壇の最高峰に位置した奥村土牛画伯の素描を収集した美術館です。画伯は第二次大戦後の4年間、旧穂積村のちに八千穂村（現・佐久穂町）に疎開され、黒澤会館の離れにご家族と住まわれました。昭和60年秋、黒澤合名会社より「黒澤会館を八千穂村の文化事業施設として提供する」との申し出があり、これを契機に当町と深い繋がりを持つ奥村土牛画伯の美術館設立が思い立たれました。　幸いにも画伯のご厚志にすがることができ、長年秘蔵されていた数々の作品が寄贈され、奥村土牛記念美術館が誕生致しました。
当館は、南に八ヶ岳・北に浅間山、その中心に清流千曲川を控えた風光明媚な地にあり、高潔で至純な土牛芸術を鑑賞するには最も適した環境にあります。お時間の許す限りごゆっくりとご鑑賞ください。

■営業案内
通年開館

入館料:大人500円（400円）　小・中学生300円（250円）　　　　　　　　　　　　　　　　
※（　）内は20名以上の団体料金　

身障者用車椅子2台無料貸出しあり。その他バリアフリー、 身障者用トイレ完備、エレベーター完備

■アクセス　　
中部横断自動車道八千穂高原ICから5分、JR小海線八千穂駅下車徒歩1分